日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/24/2012 08:28 PM

 南部最大の経済特区(SEZ)「スリシティ」は、同SEZ内に日本の中小企業向け工業団地を造成する。

 工場の建屋をスリシティ側が用意するのが特徴。企業側の初期投資を抑えることで大手に比べて資金力の弱い中小の進出を促すのが狙い。

 スリシティが日本の中小企業向けの工業団地建設を決めた背景には、タミルナド州で近年、自動車産業の集積が進んでおり、多数の日本の部品メーカーが同州進出に関心を示しているという事情がある。

 スリシティにはこれまでに日系企業14社が進出しているが、同SEZは日本企業に割り当てる用地を大幅に増やす。建屋は5,000平方フィート(約465平方メートル)、1万平方フィート(約930平方メートル)、2万平方フィート(1,860平方メートル)の3種類を用意し、最大で40の工場の建設が可能だ。

 進出企業には建屋を建設するためのコスト負担が無いことのほかに、通常の工業団地と比べて許認可事項や提出書類が少なくて済む点、電力や工場用水の供給体制が整っている点などのメリットがある(藤井真也チェンナイ事務所所長)。用地の使用については毎月、賃貸料を支払う仕組みとなっている。

 多額の資金を投じて土地を取得する必要がないことから、生産量の増減に応じて工場の増設や縮小を容易に行えることも利点の1つだ。

10/23/2012


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