日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/23/2012 09:42 PM

 インド国内の電話番号が、近く枯渇することが確実視されている。

 携帯電話など通信機器の普及に伴い、電話サービスの契約件数が2013年にも10億件の大台に達する見通しであるためだ。政府は番号枯渇の回避に向け、対策の検討を進めている。

 インド携帯電話事業者協会(COAI)のラジャン・マシューズ事務局長は「電話番号の供給は理論上、限界に近づいている。来年の中ごろまでに新たな番号を提供できる仕組みが整わない場合、深刻な事態に陥る可能性がある」と懸念を示す。

 現在は契約件数やこれまでに割り当てた番号を効率的に契約者に付与しているかどうかなどの点を基に、携帯電話サービス会社など事業者ごとに電話番号をまとめて割り当てている。

 会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツのサンディプ・ビスワス氏はこの制度を問題視。同氏によると「現行の仕組みの下では各社に割り当てられた番号のうち実際に契約者に付与されているのは5割程度にとどまっている」という。番号枯渇回避に向け、国内では番号を11桁に増やす案が出ているが、ビスワス氏は「万全を期すため12桁の番号の導入も検討すべき」と主張している。

 インド電気通信管理局(TRAI)も電気通信局(DoT)に同様の提案を行っているが、DoTは既存の番号の再割り当てを検討しており、TRAIの提案を実施することには消極的という。

 TRAIはこのほか、暫定的な措置として、サービスを利用していない加入者の契約を打ち切ることや、固定回線に使用されている番号を携帯電話サービスに割り当てることなどを提案している。

10/22/2012


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