日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/11/2012 05:35 PM

通信機器メーカー、マイクロマックス・モバイルは映像機器事業に参入する。

同社は9日、液晶テレビ、ホームシアターシステム、3D対応ブルーレイプレーヤーなどを発売する計画を明らかにした。マイクロマックスは今春にタブレット(多機能携帯端末)事業に参入するなど、このところ業態の拡大に向けた動きを加速させている。

液晶テレビは24インチの製品が1万5,990ルピーと相場を大きく下回る価格設定にする。低所得層の取り込みが狙い。同社はテレビ市場で液晶テレビが占める割合が数年後には65%程度に達するとみており、需要を見込めると判断した。

ラジェシュ・アガルワル社長は「テレビ界のマルチ・スズキを目指す」と意気込みをみせる。

ただ、マイクロマックスのテレビ事業参入をめぐっては、市場の見方は2つに大きく分かれる。

広告代理店ブランド・カレー(デリー)のスブラタ・チャクラボルティー社長は「これだけ価格を抑えた商品は消費者にとり魅力的」と評価。「マイクロマックスの参入によりLEDテレビの普及が一気に加速する可能性がある」と指摘する。

マイクロマックスは2008年にデュアルSIM携帯を発売して携帯電話事業に参入。当初こそアップルやサムスンなど世界的大手を向こうに順調にシェアを伸ばしたが、勢いは持続しなかった。昨年は予定していた新規株式公開(IPO)が延期に追い込まれたほか、携帯市場でのシェアをノキアやサムスンに奪われるなど、低迷が続いている。同社が新規事業への参入を進める背景にはこうした事情がある。

それでもタブレットの4-6月期の出荷台数がアップルとサムスンを上回り業界トップとなるなど、明るい材料も出始めている。アガルワル氏は「タブレット事業でできたことがテレビでできない理由は無い」と強気な姿勢をみせている。

10/10/2012


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