日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/01/2012 11:17 PM

 米大手調査会社GBIリサーチ(ニューヨーク州)は、インドのワクチン市場の成長見通しに関する報告書をまとめた。

 市場規模について、2011年の3億5,000万米ドルから16年には8億7,100万米ドルに拡大するとの予測を示した。

 生物テロへの恐怖やがんワクチンなどの研究促進が市場の急成長をけん引するとしている。

 報告書によると、昨年1年間に国内で製造されたワクチンの65%が海外に輸出された点に言及。「インドは近年、ワクチンの主要な生産国としての地位を確立しつつある」と指摘した。主な輸出先は国連や慈善団体などからワクチン購入に必要な資金の援助を受けられない地域が占める。

 報告書はまた、世界のワクチン市場のこれまでの経過について「05-11年にかけて英グラクソ・スミスクラインや仏サノフィ・アベンティス、米ファイザーなど欧米の大手医薬品メーカーが主導する形で急拡大を遂げた」と指摘。

 今後の動向については「ワクチンの製造、販売ともにインドや中国など新興国の市場が成長をけん引する役割を担う」との見方を示した。

 インド政府も保健・家族福祉省が11年4月、ワクチンの研究開発(R&D)の拡充や普及促進に向けた指針(ガイドライン)「国家ワクチン政策(National Vaccine Policy、NVP)を策定するなど、ワクチン業界の成長支援に向けた取り組みに乗り出す方針を打ち出している。

9/28/2012


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/22009

トラックバック一覧(0)