日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/22/2012 08:43 PM

 米コーヒーチェーン大手スターバックスは19日、マハラシュトラ州ムンバイ南部にインド1号店を開業した。

 ハワード・シュルツ社長兼最高経営責任者(CEO)は「インドでのビジネスチャンスは極めて大きい。将来的にはスターバックスの国・地域別売上高でトップ5に入るとみている」と述べ、今後のインド事業の展開に期待を表明した。

 スターバックスが進出する国・地域としてはインドは61番目となる。店内には地元で調達したチーク材を原材料に使った調度品を配置。メニューの価格はコーヒーがサイズにより95-155ルピー、アイスコーヒーなどが115-200ルピーと、国内最大手のカフェ・コーヒー・デイなど競合に比べて高めの設定にした。このほか、他国の店舗には無いインド独自のフードメニューも販売する。

 コーヒーの価格が競合と比べて高めであることについて、ある競合チェーンの幹部は「インドの消費者は価格に敏感。他社を上回る価格設定はスターバックスの業績に影響を与える可能性がある」と指摘する。

 インドではタタ・グループ傘下の大手飲料メーカー、タタ・グローバル・ビバレッジズ(TGB)との合弁会社「タタ・スターバックス」を通じて事業を展開する。今週中にムンバイにさらに2つの店舗を出店、首都デリーには来年初めに進出する計画だ。当初の方針では、総投資額40億ルピーを投じて年内に50店舗を出店する予定だったが、計画は大幅に遅れている。

 海外の店舗ではテイクアウトの客が大半を占め、スターバックスは少ない投資で利益を最大化するビジネスモデルでこれまで成長を遂げてきた。

 だが、インド人はカフェを「憩いの場」としてとらえる風潮が強く、テイクアウトは少数派。カフェで長い時間を過ごす人も多い。

 この点についてシュルツ氏は「日本でもテイクアウト派は2割程度だが成功を収めている。またインドではスターバックスのコーヒーカップを持って街を歩くことがファッションとなり、テイクアウトの客が増えていくだろう」と述べ、心配ないとの認識を示した。

10/20/2012


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