日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/10/2012 07:58 AM

世界の交通死亡事故の10件に1件、車両同士の衝突など交通事故の6件に1件がインドで起きていることが分かった。

死亡事故は1時間に14件を超えるペースで発生している計算。自動車の普及が進んでいるとはいえ、世界全体の車両台数に占める割合がわずか1%にとどまるインドが有数の交通事故大国であるという衝撃的な事実が判明した。

2011年の国内の交通死亡事故は14万3,000件。10年の13万2,000件から大きく増加した。

世界保健機関(WHO)は先ごろ、世界で増加する交通死亡事故の解決策について話し合う会議をニュージーランドで開催。参加した各国の専門家からは、インド政府に対し、道路の安全向上に取り組む専門の機関の設立を促す意見が出された。

WHOの本部があるスイス・ジュネーブを拠点に活動するムンジャル・ジョシプリア氏はインドの状況について「安全への配慮が無いまま自動車や道路の増加が続いていることが問題を悪化させている」と指摘する。

国連は11-20年の10年間で世界の交通事故死亡者数を半減させるプログラム「the Decade of Action for Road Safety 2011-2020」に取り組んでいる。世界の10年の交通事故による死亡者数は510万人に上る。インドも調印国の1つだが、自国の死亡者数削減に向けた具体的な計画はいまだに公表していない。

別の専門家は「途上国では道路の安全確保に向けた取り組みが不十分」と指摘。「二輪車にヘルメットの着用を義務付けるなど法令の整備も進んでいない」と途上国の政府の姿勢を批判した。

10/8/2012


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