日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/27/2012 09:30 PM

 マルチ・スズキはグルガオン工場(ハリヤナ州)の従業員の賃金を平均75%引き上げた。

 金額に換算すると約1万8,000ルピーとなる。これにより、同工場の従業員の給与は国内製造業で最高水準となった。経営側は大幅な昇給を認めた理由について「長引くインフレや国内有数の水準に達しているグルガオンの生活費の高さを考慮した」としている。

 前回2009年の交渉時の6%を大きく上回る昇給率となる。昇給は今年4月にさかのぼって実施し、これまでの昇給分は10-11月に支給する。

 昇給額は勤続年数に応じて1万4,000-2万2,000ルピー。2,032人の正社員の昇給額は 平均で1万4,500ルピーとなる。

 同工場の従業員でつくる労働組合「Maruti Udyog Kamgar Union(マルチ・ウドヨグ・カムガール・ユニオン)」のクルディープ・ジャング書記長は「(マルチ・ウドヨグ時代を含めて)30年に及ぶ当社の歴史の中でも最高の昇給率」と評価、経営側との妥結に至った理由を説明した。

 また、今回の労使交渉では、技術者の試用期間を3年から2年に短縮することやすべての従業員の医療手当をこれまでの倍に引き上げることも確認した。 

 同社はさらに、従業員1人につき月1,200ルピーの出張費を支給する制度と無金利で最大2万ルピーを会社から借りられる融資制度を新たに設けた。契約社員については今後、大部分を正規雇用に切り替える方針だ。

 7月に従業員による暴動が発生したマネサール工場(同)の賃金改定をめぐる労使交渉は、最終的な決着までもうしばらく時間がかかる見通しだ。

9/26/2012


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