日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/25/2012 07:42 PM

 タミルナド州の州都チェンナイが近年、急速な変貌を遂げている。

 経済成長により国内の他の地域からの移住者や外国人労働者などが大量に流入。消費市場としての魅力が増したことで自動車や二輪車、高級ホテル、海外の高級ファッションブランドなどの進出が相次いでいる。 
 
 これまで伝統を重んじる保守的な街として知られてきた同地だが、市民もこうした変化を歓迎している。

 フランスの高級ファッションブランド、ルイヴィトンは先ごろ同地にインドで5番目となる店舗を開業。オープン初日には大勢の客が店に殺到した。同店ではセーラムやコインバートル、マドゥライなど州内のほかの地域からの買い物客の来店も見込む。

 同店が入居する高級ショッピングモール「Bergamo(ベルガモ)」には今後も 「Cartier (カルティエ)」や「Bottega Venetta(ボッテガ・ヴェネタ)」「Jimmy Choo(ジミーチュウ)」など海外の有名ブランドが出店する予定。

 米バイク大手ハーレーダビッドソンも今年に入り、チェンナイに販売店を開業した。チェンナイからはこれまでに多くの顧客がカルナタカ州バンガロールの販売店訪れていることから、需要を見込めると判断した。ハーレーダビッドソン・インディアのアヌープ・プラカシュ社長によると、「チェンナイでは顧客の多くを起業家や世界的企業と取引のある会社の幹部たちが占める」という。

 サービス業の進出も加速している。大手ホテルチェーン「Leela Palaces, Hotels and Resorts.(リーラ・パレシズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ)」とコングロマリットITCが運営する「Grand Chola Hotel(グランド・チョプラ・ホテル)」は先ごろ、相次いで5ツ星ホテルを開業した。

 リーラは主に会議と結婚式の需要を見込んでいる。地元のウェディングプランナーによると、チェンナイではこれまでの寺院に代わり、高級ホテルで式を挙げるカップルが増えているという。

 急速な成長に伴い、国内のほかの地域からの移住者に加え、外国から多くの労働者が流入。主にソフトウェア開発や自動車部門で働いており、家具やインテリア雑貨、食器を販売する「Good Earth(グッド・アース)」によると「リピーターも多い」という。

 同地では2010年の1年間だけで10万人の雇用を創出。米ビジネス誌「フォーブス」から「世界で最も急成長を遂げている都市の1つ」に選ばれるなど、世界的な注目度も増している。

9/24/2012


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