日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/23/2012 06:16 PM

 11月に行われるヒンズー教や仏教、シーク教、ジャイナ教の信者のための祭り「ディワリ(Diwali)」を前に、企業が取引先に贈るギフト市場に変化が起きている。

 これまでは金貨や銀貨を贈るのが慣例だったが、このところの金と銀の価格高騰を受け、購入を控える動きが広がっているため。代わりにスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)、トースター、高級腕時計などを購入する動きが目立っている。

 金と銀の価格は現在、8月中旬と比べてそれぞれ6.6%、18%上昇。金10グラムは3万2,000ルピー超、銀は1キログラム6万4,500ルピーの値をつけている。価格高騰を受け「金貨と銀貨の注文はまったく入っていない」(グジャラート州アーメダバードの宝石販売店社長)という販売業者が増えている。

 ダージリン茶の製造企業アンブーティア・ティー・グループ(西ベンガル州コルカタ)のサンジャイ・バンサル会長は「今年は取引先に金貨や銀貨を贈るのはやめにした。代わりにアップルのタブレット『iPad』を贈ろうと考えている」と話す。

 需要の低迷を受け、宝飾品販売業者の間でも金貨や銀貨の仕入れを控える動きが出てきた。

 金と銀の販売不振を新たな商機ととらえているのが、家電をはじめとする異業種の企業。ビデオコン・インダストリーズのガウタム・セングプタ副社長は「家電需要は上向いてきている。企業の間でトータスターなど台所家電の人気が高く、10月からはさらに販売が増える見込み」と業績の拡大に期待を寄せている。

9/20/2012


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