日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/18/2012 10:40 PM

 大手自動車メーカー各社は今秋から今年度末にかけて、相次いでディーゼルエンジンを搭載する多目的車(MPV)やスポーツ多目的車(SUV)の新車種を発売する。

 ディーゼル車の燃料である軽油の価格は先ごろ、1リットル当たり5ルピー引き上げられた。だが、4-8月のMPVとSUVを合わせた販売台数は全乗用車の約20%を占め、好調を維持している。本格的な祭事シーズンの到来を前に、各社とも拡大する需要の取り込みに向け、強気の戦略を推し進める。

 日産は今月下旬に「Evalia(エバリア)」(90万-120万ルピー)を発売する。コンセプトは「都会のSUV」。日産のインド法人、インド日産の石田貴之社長兼最高経営責任者(CEO)は「軽油の値上がりは短期的には業績に影響する可能性があるが、祭事シーズンで補うことが可能とみている」と語る。

 マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は近日中に「クアント(Quanto)」(55万-75万ルピー)を投入する。パワン・ゴエンカ社長は軽油の値上げが売り上げに与える影響について「ハッチバックやエントリータイプのセダンではガソリン車への回帰が起きるかもしれないが、多目的車はディーゼル車のみの車種が大半を占めている」と述べ、楽観的な見方を示した。同社はまた、10-11月をめどに、2011年2月に買収した韓国・双竜自動車の高級SUV「Rexton W(レクストンW)」を国内市場に投入する計画だ。価格は200万-240万ルピーで、年度内に国内で発売が予定される高級SUVは同車種のみ。

 タタ・モーターズは10月に「Safari Storme(サファリ・ストーム)」(100万-120万ルピー)を出す。同社のクロスオーバーSUV「Aria(アリア)」のプラットフォームをベースに開発した。

 フォードはミニSUV「EcoSport (エコ・スポーツ)」(70万-100万ルピー)、ゼネラル・モーターズ(GM)は提携する中国の上海汽車(SAIC)と共同開発したMPV「Enjoy(エンジョイ)」(60万-90万ルピー)を「シボレー」ブランドから投入する。両車種とも発売は来年3月を予定している。

 4-8月の多目的車の販売台数は前年同期比57%増の20万7,000台を記録し、同期間としては初めてセダンの販売台数を上回った。

9/17/2012


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/21928

トラックバック一覧(0)