日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/12/2012 09:19 PM

 大手小売店やファストフードチェーンの間で、西ベンガル州の州都コルカタへの注目度が高まっている。

 各社の売上高に同地が占める比重が高まっており、主要市場としての地位を確立しつつあるためだ。

 大手スーパーのスペンサーズ・リテール、フューチャー・グループ傘下のアパレル小売大手パンタルーン、同家具小売大手ホーム・タウンの3社はいずれも最も売上高が多い店舗がコルカタ店となっている。 フューチャーのキショール・ビヤニ会長は市場としてのコルカタについて「ほかの大都市に比べて消費の浮き沈みが少なく、年間を通じて祭事関連の支出が多いため、安定した収益が期待できる」と話す。

 大手ファストフードチェーン、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)のインド法人、KFCインディアがコルカタで展開する店舗数は首都デリー、マハラシュトラ州ムンバイの半分ほどだが、地域別の売上高はコルカタが全国で最も多く、最重要市場となっている。主力とするフライドチキンに加え、野菜を大量に使ったハンバーガー「ベジ・ジンジャー(Veg Zinger)」なども人気メニューの1つとなっており、同社は今後、コルカタで新店舗の大量出店を計画している。

 アナリストは同地でBPO(業務の一部外部委託)やIT(情報技術)、サービスといった業種を中心とした雇用者数の増加を、小売企業の好調な業績の要因として指摘している。

 小売コンサルティング企業サード・アイサイト(ニューデリー)のデバングシュ・ドゥッタ最高経営責任者(CEO)はコルカタの消費者の消費パターンの変化を指摘する。同氏は「コルカタ市民は過去には品質よりも価格の安さを重視する傾向が強かったが、現在では高級志向が高まっている」と話している。

9/11/2012 


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