日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/04/2012 09:53 PM

 マルチ・スズキはマネサール(ハリヤナ州)の生産拠点で、主要工程の自動化を進めている。

 機械による生産比率を高めることで、車両ごとの品質の均一化を図るのが狙い。

 マルチは現在、マネサール第1工場で自動車鋼板を圧縮してドアなどのパーツに成形するプレス工程と、プレスしたパーツを溶接して車体に取り付ける工程の自動化を進めている。新たに50-100台のロボットを導入して現在90%の自動化率を最終的に99%まで高め、2011年9月に操業を開始した同第2工場と同じ水準に引き上げる考えだ。

 マルチはこれまでにも工場の自動化に取り組んできた。工場内で稼働するロボットは10年前と比べ、約1,500台と倍増した。このほかにもグルガオン工場の2つの手動生産ラインを停止しており、同社がハリヤナ州で運営する3工場の自動化率は数年前の段階で既に60-65%に達している。グルガオン工場(同)に今後新設する生産ラインについても、段階的に自動化を進めることを計画している。

 ただ、ラインの自動化を進めれば、従業員の削減を迫られる可能性も出てくる。

 同社では昨年、マネサール工場で複数回にわたりストライキが発生したほか、今年7月には同工場で従業員による大規模な暴動が発生。死者1人、負傷者96人、逮捕者500人以上を出す大惨事となった。このため、マルチは今後、品質の維持と工場の安全性確保という2つの問題の間で難しい判断を迫られることになりそうだ。

9/3/2012


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