日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/17/2012 08:22 PM

 米セキュリティーソフト大手シマンテック・コーポレーション(カリフォルニア州)はこのほど、ネット詐欺などサイバー犯罪の被害状況に関する調査の結果をまとめた「ノートン・サイバー犯罪リポート2012(Norton Cybercrime Report 2012)」を発表した。

 インドで過去1年間に被害にあった人の数は推定4,200万人超、被害額は約80億米ドルに達した。調査対象者は24カ国・地域の成人1万3,000人、過去1年間のサイバー犯罪の被害状況について聞いた。インドからは1,000人が回答した。

 「これまでにサイバー犯罪の被害にあったことがある」と回答したインド人は66%、過去1年間に限っては55%が「ある」と答えた。1秒に1人以上、1分間に80人、1日で11万5,000万人以上が被害に遭っている計算になる。

 1人当たりの被害額は192米ドル。11年調査の163米ドルから18%増加し、全体の平均197米ドルとほぼ同じ水準だった。

 調査対象となった国・地域全体でこの1年に被害にあった経験がある人の数は5億5,600万人、被害総額は1,100億米ドルに上った。1日当たりの被害者数は150万人以上。1秒当たりの被害者数は18人に達し、インドを大幅に上回る結果となった。

 今年は昨年と比べて、交流サイト(SNS)やモバイル機器など普及が進む新たな技術を狙った犯罪の増加が目立った。

 インドではこの1年でSNSとモバイル機器のいずれかを使用してサイバー犯罪の被害に遭った人は32%に達した。中でも、SNSユーザーで被害に遭った人は51%と過半数を超えた。SNSの自分のプロフィールに侵入され「なりすまし」の被害に遭ったり(22%)、ネット詐欺や偽のSNSのサイトに誘導されたり(15%)したケースが多かった。

 インド人回答者の83%が「サイバー犯罪者はこうした新たな技術をターゲットに攻撃を仕掛けてくると思う」と答えた一方、「セキュリティーソフトを導入するなど対策を取っている」とした回答は57%にとどまった。

9/12/2012


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