日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/03/2012 10:31 PM

 7月の国内航空各社別の旅客運賃で、ジェット・エアウェイズと並び格安航空の(LCC)インディゴの販売価格が最も高かったことがインド民間航空管理局(DGCA)の統計で分かった。

 一方、最も安かったのは経営不振が続くキングフィッシャー・エアラインズで、今や「新たなLCC」と呼べるほど価格が下落している。

 インディゴの路線別の航空運賃をみると、デリー・パトナ(ビハール州)線が5,654ルピーで、業界の平均5,538ルピーを上回った。またデリー・ビシャカパトナム(アンドラプラデシュ州)線が7,479ルピー、ラクノウ(ウッタルプラデシュ州)-ムンバイ(マハラシュトラ州)線が6,875ルピーと、それぞれ業界平均の7,190ルピー、6,810ルピーを上回っている。LCCであるはずのインディゴの運賃が業界で最も高い水準にあることについて、専門家からは「同社は発着時刻の正確さや優れた機内サービスにより利用者から高い評価を得ており、業績への影響はほとんど無い」との見方を示す。

 英大手会計事務所アーンスト&ヤングのパートナー、カピル・アロラ氏も「インドの消費者は価格に敏感だが、航空会社を選ぶ際にはサービスの質を重視する傾向が強い」と述べ、マイナスの要素にはならないとの見方だ。

 事実、7月にインディゴが飛ばした便の平均搭乗率は、割高な運賃にもかかわらず平均75.5%と、業界で最も高い数値を示した。また、同月の航空会社別売上高でも全体の27%を獲得し、それまでトップだったジェット・エアウェイズの26.6%を上回り業界首位に立った。

 好調を続ける最大の要因は就航する路線数の多さだ。キングフィッシャーが経営悪化に伴い北西部を中心に多くの路線から撤退したのを受け、インディゴはかつてキングフィッシャーが乗り入れていた中小都市の航空に就航。ネットワークを広げるとともに、それまでキングフィッシャーを利用していた法人客の多くを獲得することに成功した。 

8/30/2012


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