日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/21/2012 10:36 PM

 日立アプライアンス(東京都港区)のインド子会社、家電製品などの製造販売を手がける日立ホーム&ライフ・ソリューションズの業績が上向いてきた。

 昨年度はルピー安や長期にわたるインフレ、高金利などによりエアコン事業が低調に終わった。さらに、タイの洪水の影響により、日立が同国に持つ工場から冷蔵庫の輸入が停止する事態にも見舞われた。これにより、12年3月期決算は純利益が3,260万ルピーと、前年度の2億9,330万ルピーの9分の1の水準まで落ち込んだ。

 だが、今年度は農村部での好調な販売や、洪水の問題が解消したこともあり、昨年度を上回る業績を達成できるとみている。第1四半期(4-6月)の純利益は1億4,000万ルピーと、既に昨年度全体を超えるまでに急回復した。

 日立ホームは高価格製品を中心に展開するが、先ごろ、低価格のエアコン「カゼ(Kaze)」を発売するなど、ラインアップの拡充にも努めている。カゼはインドの省エネ性能評価制度で2ツ星と3ツ星に対応し、主に中間層に向けて売り込む方針。

 販路の整備も着実に進んでいる。同社の製品を購入できる都市は10年6月時点の236都市から今年は現段階で317都市に増えた。今後も販売店と流通網の強化を進める方針だ。 

8/18/2012


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