日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/10/2012 03:02 AM

 米アムウェイや米タッパーウェアなど直販大手の好調が続いている。

 経済の減速やモンスーンの雨不足などで大手日用品メーカーが苦戦する中、順調に業績を伸ばしている。インド訪問販売協会(IDSA)などのまとめによると、2011年度の売上高は推定600億ルピーとなり、前年度比21-23%増加。大手日用品メーカーの11年の成長率15%を上回る伸びを示した。

 今後も年率20%のペースで成長を続け、14年度の業界全体の売上高は1,080億ルピーに達することが予想されている。

 米アムウェイのインド法人で、国内最大手のアムウェイ・インディアはシャンプーや歯磨き粉、ホームケア製品などを販売。昨年の売上高は213億ルピーに達し、ロレアル、ニベア、ケロッグといった大手日用品メーカーを上回った。

 好調の要因の1つとして、都市部の消費者向けの商品が大半を占めるため、農村部での売り上げ変動の影響を受けずに済む点が挙げられる。また消費者と直接相対して商品を販売することで緊密な関係を築ける点や、大手メーカーを下回る価格での販売、ほぼすべての商品で欠陥があった場合の返品・返金を保証していることなどが消費者から支持を集める理由になっているとみられる。

 さらに新たな市場に参入する際、大手日用品メーカーが小売店と提携する必要があるのに対し、直販企業はディストリビューターは自らの足で消費者を訪問することで市場を開拓できる点も強みとなっている。

 国内のディストリビューター数は現在約396万人。以前は女性が大多数を占めていたが、最近では男性も増えており、男性ディストリビューターの比率は09年度の30%から翌10年度には36%に増加している。

8/8/2012


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