日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/09/2012 01:42 AM

 海外の高級ブランドの間で、グジャラート州スーラトやタミルナド州チェンナイ、西ベンガル州コルカタなど、これまでブランド品に対して「保守的」とみられていた地域への進出が加速している。


 経済成長に伴いこれらの地域で富裕層が増加、ブランド品への関心が高まっていることが背景にある。

 スーラトには今後半年間でアルマーニやバーバリー、トゥミ、クラブツリー&イブリンなど6つの有名ブランドが進出を予定している。同地には宝飾品や繊維などを手がける国内でも有数の富豪が拠点を構えており、各社ともこうした層の需要開拓を目指す。

 ルイ・ヴィトンは2週間前にタミルナド州チェンナイに同地初となる店舗をオープンした。ルイ・ヴィトン・サウス・ヨーロッパのジオフロイ・ラエムドンク社長は「チェンナイは大きく成長する可能性を持つ有望な市場」と今後の展開に期待を寄せる。

 ルイ・ヴィトンはチェンナイに続き、西ベンガル州コルカタにも進出する予定。コルカタでは現在、売場面積約6万5,000平方メートルの大規模ショッピングモールの建設が進んでおり、これまでにボッテガ・ヴェネタやバリー、バーバリー、ロレックス、ポルシェ・デザイン、ジミー・チュウなどの入居が決まっている。

 海外ブランド品の販売・マーケティングを手掛けるジェネシス・ラグジュアリー・ファッション(本社・ニューデリー)はスーラトで建設中のショッピングモール内に6店舗分のスペースを確保した。同社は今後、連邦直轄地チャンディガルやパンジャブ州ルディアナ、ラジャスタン州ジャイプールなどへの進出する。これらの都市からブランド品を購入するためにジェネシスのデリーやムンバイの店舗を訪れる客層が存在することから需要を見込めると判断した。

 各社が主要な顧客層と想定するのは経済発展とともに増加を続ける富裕層。国立応用経済 研究所(NCAER)の調査によると、地方の主要都市では富裕層が前年比20%増と大都市の13.7%を上回るペースで増加している。また地方の富裕層が服の購入に充てる金額は都市部の富裕層を12.7%上回っているという。

8/7/2012


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