日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/08/2012 01:56 AM

 インド農民肥料組合公社(IFFCO)は携帯大手バルティ・エアテル、農村向け電話サービスを手がけるスター・グローバル・リソーシズによる合弁会社、IFFCOキサン・サンチャール(KISAN SANCHAR LTD =IKSL)は携帯電話を通じて農民や漁民などに有益な情報を提供する会員制サービスを展開している。

 1日に5回、会員に向けて音声情報を配信。内容は農作物の育成方法から肥料や殺虫剤に関する情報、農作物の市場価格の動向、政府の農業・漁業政策など多岐にわたる。携帯電話はバルティが会員に提供している。

 現時点で18の州でサービスを提供している。18の言語に対応しており、入会希望者は登録時に言語と稲作やサトウキビ、バナナなど自分の事業に関連する分野を指定する。2007年度に3万3,000人だった会員数は今年3月末時点で約140万人にまで増加した。

 IKSLが提供する情報を基に漁場を変えたことで漁獲量が大きく増えた漁師や、害虫に悩まされていた農民がIKSLの音声メッセージを聞いてサトウキビの栽培に転作した結果、悩みから解放された例などが報告されている。

 ただ、IKSLが提供する情報は仕事に有益な情報だけにとどまらない。11年5月にサイクロン「リラ」がタミルナド州を襲った際には、漁に出るのを控えるよう地元の漁師たちに警報を発令。これにより、多くの人たちを自然災害から救うという実績も挙げている。

8/5/2012


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