日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/01/2012 09:06 PM

 パイロットによるストライキの影響で、エア・インディア(AI)の国際線業務の大幅な縮小が続いている問題で、同社が近く国際線業務の正常化に着手する方針であることが分かった。

 幹部らによると、AIはまず8月第1週をめどにコーチ(ケララ州)-リヤド(サウジアラビア)線の運航を再開する方針という。その他の路線の再開については、現在社内で話し合いが行われているもようだ。

 幹部の1人は「AIは利益を見込める路線から再開する方針」と説明。このため再開に際し料金を大幅に値下げする可能性は低いとの見方を示した。

 ストの発生後、国際線の座席供給量が減少したことから競合他社は航空運賃を大幅に引き上げた。その状態は現在も続いており、別の幹部は「他社を下回る料金設定は十分可能」と話している。

 AIの国際線のパイロット約500人は同社が導入する次世代中型旅客機「ボーイング787ドリームライナー」の訓練対象に2007年に合併したインディアン空港出身のパイロットが含まれていることを不服として、5月8日からストに突入した。政府や裁判所の中止命令を受け、ストは7月3日に終息したものの、この間にAIが被った損失は約70億ルピーに上る。

 ストによる業務への影響を精査している別の幹部は「経済的な損失以外にも他社とのコードシェア便の運航に支障が出たほか、利用者からの信頼も失った」とストがもたらした損害の大きさを指摘した。

7/31/2012


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