日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/14/2012 08:39 PM

 自動車大手各社は祭事シーズンに照準を合わせ、そろって新車種や現行車種の改良モデルを発売、その数は約30車種に及ぶ。

 4-7月の新車販売台数は前年同期比で7%の伸びにとどまり、過去2年間に記録した約30%の成長率を大きく下回った。燃料価格の高騰や金利の高止まり、経済の減速などが要因だ。各メーカーの幹部や業界アナリストは祭事による消費者マインドの改善が自動車需要の拡大をもたらすことに期待を寄せている。

 マルチ・スズキは小型車「マルチ800」、同「リッツ」の新型モデルを発売する。改良型マルチ800はヒュンダイ「イオン」やタタ・モーターズ「ナノ」の改良モデルの対抗車種としての位置付け。7月に同社のマネサール工場(ハリヤナ州)で起きた暴動により、発売時期が当初の予定から延期になったが、マルチでは来週から生産を開始し、年内の発売を目指す方針だ。

 タタ・モーターズはセダン「マンザ」の小型車「マンザCS」、スポーツ多目的車(SUV)「サファリ」をモデルチェンジした「サファリ・ストローム」を投入。マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は多目的車(MPV)「ザイロ」から「ミニ・ザイロ」を発売する計画だ。

 ヒュンダイは13日、米国でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したセダン「エラントラ」の改良モデルを発売した。価格は100万ルピーから。トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)の「カローラ」やゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー・クルーズ」などに対抗する狙いだ。

 TKMは高級セダン「カムリ」の新型モデルを今月24日に発売する。フォルクス・ワーゲンは小型車「アップ」をインド市場に投入。マルチ「Aスター」、ヒュンダイ「i10」などを追撃する構えで、価格は30万ルピーから。

 インド自動車工業会(SIAM)のビシュヌ・マスール事務局長は「過去の経緯をみても、祭事シーズンはこれまでにも自動車の売れ行きが好転するきっかけとなってきた。金利がやや落ち着き始めたことこもあり、今後販売台数が上向く可能性もある」との見方を示している。

8/13/2012





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