日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/28/2012 10:56 PM

 人材育成コンサルティングの世界的大手デベロップメント・ディメンションズ・インターナショナル(DDI、米ペンシルベニア州ピッツバーグ)はインドの人材コンサルティング市場について、現在の35億米ドルから2年後には3倍の規模に拡大し100億米ドルを突破するとの見通しを示した。

 要因として経験豊富な人材に対する需要が高まっている点を挙げている。

 対象となる業務は従業員をそれぞれ適した業務や職位に配置したり、リーダーとなり得る資質を備えた人材を早い段階で見つけ、将来に向けて育成することなどを含む。

 DDIのデビッド・テスマンキーズ海外部門担当上級副社長は「インドでは豊富な知識や経験を持つプロフェッショナルと呼べる人材が不足している。一方で、昔から知識を尊ぶ伝統があり、今後はこの分野で高い成長が見込める」との認識を示した。

 インドが人材育成コンサルティングに投じる予算はライバルの中国とほぼ同規模だが、先進国との比較では大きく下回っている。テスマンキーズ氏はこの点について「経済発展とともにインド企業を取り巻く環境は大きく変化している。近く中国を抜き、2年後には多くの途上国を上回る規模に到達する」との見通しを示した。

 同氏によると、人材コンサルティングの活用が進んでいる業界はIT(情報技術)やBPO(業務の一部外部委託)、金融などの分野。テスマンキーズ氏は他方で、「製造業で次代を担う人材の不足が目立っており、取り組みを加速することが急務となっている」との認識を示した。

8/26/2012 


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