日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/27/2012 03:01 AM

 インドの無農薬食品市場が、年率20%で成長している。

 イエス銀行(マハラシュトラ州ムンバイ)の報告書「Indian Organic Foods Market(インドの無農薬食品市場)」によるもの。

 報告書はインドの無農薬食品の生産状況について「インド原産の高級米であるバスマティ米、豆類、紅茶、コーヒー、香辛料、油量種子など約388万トンに達する」と指摘。市場規模は、現段階で輸出を含め100億ルピーとの推計を示した。

 生産地の分布状況については、約95%がデリー首都圏、西ベンガル州コルカタ、マハラシュトラ州ムンバイ、同プネ、タミルナド州チェンナイ、カルナタカ州バンガロールなどの大都市、地方の中核都市に集中しているとした。

 政府の統計によると、全国の無農薬食品の栽培面積は108万ヘクタールにまで増加。州別の内訳はマディヤプラデシュ州が44万ヘクタール、マハラシュトラ州が15万ヘクタール、オリッサ州が9万5,000ヘクタールなどとなっている。

 品目別では綿花が約40%で最も多い。世界市場でも5割のシェアを占め、インドは無農薬で栽培した綿花の最大の生産国となっている。以下、米や豆類、油量種子、香辛料などが続く。

 イエス銀のギリシュ・アイバリ食糧・農業担当取締役は「国内の無農薬食品市場は前年比20-22%増のペースで成長を続けている。膨張が続く中間層の購買力上昇、農薬を使わない食品に対する注目の高まりが消費を押し上げている」と述べ、この傾向は今後も続くとの見通しを示した。

8/23/2012


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