日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/08/2012 01:55 AM

 インド国内の旅行代理店がこの数年間で20%減少していることが分かった。

 国際航空運送協会 (IATA)の統計によるもの。この傾向は世界各国でみられ、英国では過去10年間で代理店の数が6万社から3,000社に激減している。

 顧客をつなぎ止めるために採算を度外視した大幅な値引きを実施したことにより収益を悪化したことに加え、インターネットでの業務に特化した旅行会社にシェアを奪われていることが要因。

 中でもインドでは、鉄道の切符や航空券のネットでの販売が急速に普及している。インド・インターネット携帯電話協会(IAMAI)のまとめによると、6月のネットを介した鉄道切符や航空券の予約件数は583万件に達し、前年同月比で36%増加したという。

 現状ではスケールメリットや独自のサービスを展開することが難しい規模の小さな代理店が生き残るのは困難になってきている。だが、大手の中には業界での生き残りを目指して新たな戦略に出る動きが生まれている。

 英系の大手旅行代理店コックス&キングス(Cox and Kings)はオンラインでの事業展開に向け、準備を急ピッチで進めている。同じく英系のトーマス・クックはネットで予約しながら、代金の支払いは実際の店舗でも受け付ける、というインド人のニーズに対応したサービスを展開している。

 その一方で、メイク・マイ・トリップやヤトラなどの大手オンライン旅行代理店が大都市と地方の中核都市で店舗の開設を進めるなど、新たな動きも目立っている。

8/6/2012


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