日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/06/2012 03:34 AM

 農村地域に住む人口の1割が1日17ルピー(約24円)以下の貧しい生活を強いられていることが分かった。

 全国標本調査機構(NSSO)が実施した調査によるもの。90年代初頭の経済改革を機に、これまで約20年にわたり経済発展を謳歌(おうか)してきたインドだが、その恩恵は農村地域には十分行き渡っていない現状が浮き彫りになった。

 調査は農村地域7,391村の5万9,070世帯、都市部5,223地区の4万1,602世帯を対象に家計の支出状況を調べた。

 17ルピーは計画委員会が貧困層とそうでない層を分ける境界線として定義する22.42ルピーを下回る値。農村地域の下位10%の1カ月の平均支出額は1人当たり503.49ルピーだった。

 都市部で最も貧しい下位10%の1日の平均支出額は1人当たり23.40ルピーで、農村地域を上回ったものの、こちらも計画委員会が都市部における貧困層の境界として定める28.65ルピーを下回る結果となった。1月当たりの平均支出額は1人当たり702.26ルピーで、農村部と比べて約200ルピー多い。

 都市部の人口の70%を占める中間層の1日平均支出額は1人当たり43.16ルピー。上位20%を占める富裕層は100ルピー超と中間層の倍以上に達した。

 農村地域の下位10%以外では、50%が月平均1,030ルピー以下、残りの40%が922ルピー以下で生活していることも明らかになった。

8/1/2012


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