日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/23/2012 11:05 PM

 乳酸菌など健康に良い影響を与える微生物を含む食品「プロバイオティクス」の国内市場が2016年まで年率11%のペースで成長を続ける見通しであることが分かった。

 大手調査・コンサルティング会社フロスト&サリバンがまとめた報告書によるもの。11年の売上高は1,200万米ドルと市場規模はまだ小さいが、健康増進に果たす役割についての認識が広まることや生活様式の変化が普及を後押しするとしている。

 報告書はアジア太平洋地域でのプロバイオティクスの普及状況について、「主としてアレルギー症状の抑制や下痢など旅先での病気への対策、子どもの院内感染のリスク低減などを目的として使用されている」と指摘。

 インド市場ではヨーグルトやヨーグルト飲料、アイスクリームなどが販売されており、主な購入層は子どもや若年層。このほか、プロバイオティクスを原料とした栄養補助食品は医薬品と同等の扱いとなっており、医師の処方を通じて利用されている。

 フロストは「若年層が多いインドの人口構成がプロバイオティクス市場の成長をけん引、高い成長を達成する」と予測。具体的には多忙な生活や加工食品の購入増加に伴いプロバイオティクスの購入も増えるとの見通しを示した。

 今後の課題については、市場のニーズに合った商品開発を進めるとともに、プロバイオティクスが健康に与える良い影響について、一般の消費者に周知を徹底する必要があると強調。さらなる成長の実現に向け、プロバイオティクスを製造販売するメーカー間での連携を進めるべきと提言している。

8/22/2012 


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