日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/18/2012 01:13 AM

 今年1-5月のモバイルバンキングによる決済額は114億600万ルピーと、前年同期比で5倍に増加したことが分かった。

 インド準備銀行(中央銀行、RBI)が同期間の統計をまとめた。大手銀行や携帯サービス企業が同サービスの普及に向け、大々的に宣伝活動を展開したことが寄与したとみられる。

 昨年1-5月の決済額は20億9,000万ルピー。ただ、この数字は10年の同期間(11億3,100万ルピー)と比べるとほぼ2倍の規模に相当し、モバイルバンキングが近年インド社会で急速に普及している実態が浮き彫りになった。モバイルバンキングを取り扱う銀行は全国に政府系、民間合わせて49行となっている。

 1-5月の決済件数は1,500万件で、前年同期の500万件から3倍に増加した。

 銀行別の内訳ではステート・バンク・オブ・インディア(SBI)が件数、金額ともに最多だった。件数では全体の3分の2を占める一方、金額では45.8%と半分以下にとどまった。

 2位はICICI銀行で、件数に占めるシェアは8%だったが、金額では34.1%と3分の1強に達した。米シティバンクは件数1.3%、金額10.5%。今回の統計から1件当たりの決済額は民間銀行が政府系銀行を大きく上回ることが明らかになった。

 銀行の支店がない地域が多数存在する一方、国内の携帯電話契約者数は9億2,900万件に達しており、RBIではモバイルバンキングを金融サービスの普及に向けた切り札として位置付けている。

7/15/2012


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