日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/25/2012 01:52 AM

 世界経済が低迷する中にあって、インド企業は好調な業績を維持している。

 主要企業の収益の合計はこの5年間で倍増し、50兆ルピーを突破。純利益は2兆9,700億ルピーに達している。今年に入ってからも好調は続いており、純利益は10%減っているものの、収益は23%の増加を記録している。

 以前は売上高1兆ルピーを超える企業は石油企業5社のみだったが、自動車大手のタタ・モーターズと鉄鋼大手のタタ・スチールが加わり7社に増えた。業界アナリストからは、通信大手バルティ・エアテルやコングロマリットのアディティヤ・ビルラ・グループ、鉄鋼大手ヒンダルコ・インダストリーズなどについても今後2年以内に売上高が1兆ルピーに達することを予測する声が上がっている。

 過去5年間の純利益をみても、タタ・グループが1兆637億5,000万ルピーを記録。石油化学大手リライアンス・インダストリーズ(RIL)は8,553億6,000万ルピー、資源大手ベダンダ・グループが7,294億5,000万ルピー、アディティヤ・ビルラ・グループが3,869億7,000万ルピー、バルティ・エアテルが3,353億7,000万ルピーなどと長期にわたり好調を維持する企業も多い。 

 一方で、財務が大幅に悪化している企業もある。外国企業を買収しても期待通りの業績を挙げられなかったり、このところのルピー安により外貨建てで借りた債務の返済額が膨らんだケースが目立つ。

 タタ・パワーやビデオコン・インダストリーズ、ジェット・エアウェイズ、キングフィッシャー航空、JSWイスパット・スチール、ランバクシー・ラボラトリーズなど多くの大手企業が100億ルピー超の純損失を計上するなど、大手企業の業績は二極化している。

7/23/2012


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