日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/29/2012 07:02 PM

 都市化の進展と経済成長に伴う消費の拡大によりインドの都市ごみ排出量は世界上位10カ国に入り、今や世界有数のごみ排出国となっていることが分かった。

 環境調査を手がける米国の団体ワールドウオッチ・インスティチュート(ワシントンDC)が発表した報告書によるもの。

 都市ごみは自治体が収集する、家庭や企業、教育機関、商業施設などから出るプラスチックや紙、ガラス、金属などのごみの総称。排水や産業廃棄物、建設・解体廃棄物などは含まない。

 インド以外の新興国で上位に入ったのは中国、ブラジル、メキシコ。いずれの国もインド同様、都市部への人口集中と経済成長による消費の拡大が進んでいる点で共通している。

 経済開発協力機構(OECD)に加盟する34の先進国が排出する都市ごみは1日160万トンで、サハラ以南のアフリカ地域が出す20万トンの8倍に達している。

 国別で最も多いのは米国で1日当たりの排出量は62万1,000トン。2位は中国で52万1,000トンだった。上位10カ国の間でもばらつきがあり、トップの米国と10位のフランスの間には7倍の開きがあった。

 報告書は世界の都市ごみの排出量について、現在の年間13億トンから2025年には26億トンに倍増すると警告。対策としてごみになりやすい素材の使用を減らしたり、リサイクルを推進するなど「循環型経済社会」の構築を主張。その一例として、90年代前半から今日までの日本の取り組みを高く評価している。

7/25/2012


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