日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/18/2012 02:54 AM

 サントリーは食品大手ナラング・グループ子会社の過半株式を取得し、子会社化した。今回の買収を機にインドで高級飲料用品事業に乗り出す計画だ。

 買収したのはナラング・グループの高級食品部門の営業、流通、販売を手がけるナラング・コネクト。サントリーがグループ各社の東南アジアでのM&A(合併・買収)戦略を統括するため昨年8月に設立したサントリー食品アジア(シンガポール)を通じてコネクト株51%を取得した。買収額は明らかにしていない。買収に伴いサントリーはナラング・コネクトの社名を「サントリー・ナラング」に変更した。ナラング・グループが外資食品大手と提携するのは仏ダノンに次いで2社目となる。

 サントリー・ナラングは既にシトラス味のソーダ飲料「オレンジナ」の製造に入っており、10月をめどに全国で発売する計画。その後、サントリーの缶コーヒー「ボス」やレモン味の炭酸飲料「CCレモン」なども販売する予定。また、糖分を抑えた栄養ドリンクの販売も予定している。330ミリリットル入りで価格は1本30-35ルピー程度になる見通し。このほかにもコーヒー飲料や炭酸飲料などを投入する計画だ。

 ナラング・グループはサントリーの出資をてこに3-5年後をめどに国内飲料業界で主要プレーヤーになることを目指す方針(グループのラフル・ナラング会長)。中でも高級品市場では最大手を目指す考えだ。ナラング氏はサントリーがこれまで蓄積してきた研究開発分野での実績や製造技術などを活用して、インド人の好みに合った商品を開発することにも意欲を示している。

 サントリーはインドで昨年、高級ウイスキー「響」とシングルモルトウイスキー「山崎」の販売を開始している。

6/14/2012


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