日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/25/2012 10:12 PM

 都市化の進展に伴い、都市部の人口が2050年までに8億5,000万人規模に達する見通しであることが分かった。

 インド工業連盟(CII)と米不動産コンサルティング大手ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)が共同で実施した調査によるもの。

 報告書は、インドの都市化率について「01年から11年までの10年間で28%から31%に上昇し、かつてないほどのペースで加速している」と指摘。その上で、このままのペースで都市化が進んだ場合、50年の都市部の人口は8億4,300万人に達するとの予測を示した。この数字は現在の米国、ブラジル、ロシア、日本、ドイツの人口の合計に匹敵する。

 また、国連の「BRIC(インド、中国、ロシア、ブラジル)の中でインドの都市化が最も急速に進んでいる」というデータも紹介している。

 人口増加に伴う都市の変化については「高架道路を含む道路網の拡張や不動産開発が進み、インドの都市はその表情を急速に変えつつある」と指摘。

  都市化が進むことのメリットとしては不動産や建設業界などの成長機会が拡大するほか、人口流入により高い技能を持った技術者を確保しやすくなる点が挙げられている。

 インド全体の人口構成については、平均年齢の低下が進むと予測。20年までにインド人の平均年齢は29歳まで若年化が進み、37歳の米国や中国、欧州の45歳、日本の48歳を大幅に下回るとの見通しを示した。

 インドの労働力人口(15-64歳)は現時点で全人口の64%。このうち15-34歳だけで35%を占めており、大量の若い労働力を必要とする産業には人材確保に向けた好機となっている。

6/22/2012


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