日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/07/2012 09:10 PM

 2011年度の不動産価格の平均上昇率は12%となり、世界で3番目に高かったことが分かった。

 英不動産コンサルティング大手ナイト・フランクが世界53カ国・地域の政府や中央銀行が発表する四半期ごとのデータを報告書にまとめた。

 インドではマディヤプラデシュ州ボパールやアッサム州グワハティなど地方の中都市では不動産価格に大きな変動はみられなかったが、マハラシュトラ州ムンバイなど大都市では価格が高騰し、地域差が目立った。

 大都市の不動産価格の大幅な上昇は、仕事を求めて他地域からの人口流入が続いていることが要因。価格の上昇は不動産業界にとっては朗報だが、今後、庶民が住宅を購入することが困難になる事態も予想される。政府には不動産価格の抑制に向け、公共交通機関のインフラ整備やベッドダウンの造成など通勤圏拡大のための政策実施が求められそうだ。

 今回の調査で上昇率が最も高かったのはブラジルの23.5%。次いでエストニアの13.9%。

 調査対象国全体の平均上昇率は0.9%にとどまった。ナイト・フランクでは「一部の国では不動産取引が活況を呈しているが、11年度第4四半期の不動産市場は世界的に低調に終わった」と総括。「欧州債務危機やアジアの中央銀行が投機マネーの流入を阻止するため、金融引き締め政策を取ったことが影響した」と分析している。

6/6/2012


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