日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/13/2012 10:19 PM

 インド人は貯蓄について他国とほぼ同程度の関心を持つ一方、投資などに関する知識「金融リテラシー」では大きく遅れていることが分かった。

 米ビザカードが28カ国・地域を対象に実施した各国の市民の金融リテラシーについて調べた調査結果を報告書にまとめた。

 インド人の平均貯蓄額は1.9カ月分で、全体の平均2.0カ月分とほぼ同じ水準だった

 資産の運用などに関する知識「金融リテラシー」の普及状況に関する項目では28カ国・地域中23位と下位に甘んじた。インドを下回ったのはモロッコ、南アフリカ共和国(南ア)、ベトナムなど。

 家庭でお金の有効な使い方や貯蓄などについて親子で話す時間を日数で換算したところ、インドは年間10日となり、全体の平均19日のほぼ半分にとどまった。

 家庭でお金について話をしない理由を子どもを持つ母親に聞いたところ、43%が「自分自身が子どもたちと話をするほど貯蓄や資産の運用に関する知識を持ち合わせていない」と回答。20%が「資産の運用などについて普段からあまり意識していない」と答えた。報告書は「このままの状況が続けばインドの子どもたちは将来、大きな問題に直面する可能性がある」と警告している。

 調査結果について、ビザのインド・南アジア事業を統括するウッタム・ナヤク氏は「インドでは今後、女性と子どもたちを対象に金融に関する教育を推し進める必要がある」と指摘している。

6/12/2012


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