日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/25/2012 12:29 AM

 米大手ドーナツチェーンのインドに進出が相次いでいる。

 ダンキン・ドーナツ(マサチューセッツ州)が先ごろ首都デリーに国内1号店を開業したのに続き、クリスピー・クリーム・ドーナツ(ノースカロライナ州)が先週、地場企業とフランチャイズ契約を締結した。

 ダンキンは現在、外資系ファストフードチェーンのフランチャイズ展開を手がけるジュビラント・フードワークスを通じてデリーで2店を運営する。

 インドでの店舗名は「ダンキン・ドーナツ&モア」。ドーナツのほかにもサンドイッチやコーヒー、ミルクシェイクなどを発売するためこの名称を付けた。今月中に3番目の店舗をオープンする予定で、デリーでの店舗数を年内に10店に増やす。さらに5年後をめどに全国で80-100店を展開する計画だ。

 クリスピーは先週、ベッドロック・フード・カンパニー(ニューデリー)とフランチャイズ契約を結んだ。今後5年をめどに北部で35店をオープンする計画だ。ベッドロックは米大手ファストフードチェーン「サブウェイ」ともフランチャイズ契約を締結しており、北部と西部、南部で計185店を展開する。

 欧米のファストフードチェーンがインドに進出する背景には成熟した自国の市場では今後大きな成長を期待できないためだ。また、経済成長により所得が増えたインド市民の海外のトレンドに対する関心の高さや若年層が多数を占める人口構成、外資系ピザチェーンの成功なども参入を後押しする要因となっている。

 小売コンサルティング企業サード・アイサイト(ニューデリー)のデバングシュ・ドゥッタ社長は「インドは『紅茶の国』というイメージが強かったが今ではコーヒーの人気も高い。インド人には甘党が多いうえ、映画や観光を通じて欧米の文化に対する関心も高い。ドーナツが受け入れられる可能性は十分ある」との見方を示している。

5/23/2012


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