日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/07/2012 12:00 AM

  コンサルティング大手テクノパック・アドバイザーズは、インドの医療事情をまとめた報告書を発表した。

  同社によると、現状では病院のベッド数、医師や看護士などの医療従事者の数が不足した状況が続いているという。政府は事態の打開に向け、医科大学の入学定員数を倍に増やしたものの、入学した学生が実際に医療現場で働くまでには9年の年月がかかることから、問題の早期解決にはつながらないとしている。

  テクノパックはまた、医科大学の約半数が南部の州に集中し、高度な医療技術を持つ大規模な病院は主要12都市に集まっている点を問題視している。

  同社によると、こうした医療機関の偏在により、治療を受ける人の45%が医療機関に行くために100キロメートル以上の移動を余儀なくされているほか、全国にある137万床の病院ベッドのうち、実際に使用されているのは半数にとどまっているという。

  さらに、8割の医療機関が小規模な私立の診療所で占められているうえ、医療機関同士のネットワークが整備されていないことにも懸念を示した。

5/1/2012


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/20944

トラックバック一覧(0)