日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/28/2012 09:12 PM

 経済力と健康状態の間に高い相関関係があることが明らかになった。

 ICICI保険の依頼を受け、インド国立応用経済研究所(NCAER)が実施した調査によるもの。

 調査は全国の州と連邦直轄地の計32の地域で、各階層の計50万世帯を対象に健康状態や入院している家族の有無、医療費負担への対応、保険加入率などについて聞いた。

 「現在医療費を支払うだけの経済力がある」とした回答は全体の51%。階層別では富裕層が92%と高い比率を示したのに対し、貧困層では23%にとどまった。

 現在の健康状態について聞いた質問では「良好」と答えた割合は富裕層で84.8%に上ったのに対し、貧困層では44.4%となり、経済力と健康状態には強い関連がある実態が浮き彫りになった。

 また、家族の中でこの1年間に入院したことがある人がいる世帯の割合は全体の15%と、7世帯に1世帯に達した。

 調査結果についてICICI保険のバルガブ・ダスグプタ社長兼最高経営責任者(CEO)は「経済力の格差がそのまま健康状態の格差につながっており事態は深刻。調査を活用して問題解決への糸口を見出したい」と述べた。

 同社は調査結果を新商品開発などに取り入れる方針。また、10万人の市民を対象に健康状態をさらに詳しく調べた調査結果を8月までにまとめる予定だ。

5/25/2012


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