日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/24/2012 03:43 AM

 ルピーの対米ドル為替レートは3月1日以来、10.57%下落した。

 原油価格の高騰でドル需要が拡大し、ドル買いルピー売りの動きが加速したほか、高止まりが続くインフレや財政と経常の「双子の赤字」の拡大、政治の機能不全などが嫌気され、ルピー売りが進んだ。

 BRICS諸国ではブラジル・レアルが15.38%、南アフリカ共和国(南ア)・ランドが10.61%と下落率でルピーを上回った。

 レアルは輸出拡大に向けた振興策として、当局が意図的に通貨安に誘導している側面が強いが、ランドについてはインド同様、経常収支の悪化が懸念される。
 
 ロシアのルーブルも6.64%下落した。一方、当局が為替レートの動きを管理する中国の人民元は0.43%と小幅な下落にとどまった。

 ルピーは2011年度通年でも対米ドルで12.37%安くなり、アジアの通貨で最大の下落率を記録した。

 レアルとランドのほかにもマラウィのマラウィ・クワチャ、ミャンマーのチャット、ネパールのネパール・ルピーなど計10カ国の通貨が対米ドルレートでルピーを上回る下落率を記録した。

5/22/2012


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