日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/17/2012 12:00 AM

  ランバクシー・ラボラトリーズは、マラリア予防薬を発売する。
  インドの製薬企業がマラリア治療薬を開発したのは初めて。インドの医薬品業界は90年代中ごろからマラリア薬の開発に着手。一部の企業は臨床試験(治験)を実施するところまできたが、製品化までこぎつけたのはランバクシーが初となる。業界を上げて取り組んできた長年の努力がついに実を結んだ格好だ。

  マラリア治療薬の国内市場規模は45億ルピー。ランバクシーは03年から開発を開始し、国内のほか、タイやバングラデシュで治験を実施してきた。

  新薬はマレイン酸エステルなど2種類の原薬を基に開発。1日1回の服用を3日間続けることで効果を発揮する。現在市販されているマラリア予防薬は8種類の薬を3日間服用する必要があるが、新薬では利用者の身体への負担は大幅に軽減される。価格は既存品(200-250ルピー)の3分の1程度の水準に抑える。

  ランバクシーのアルン・サウネイ社長兼最高経営責任者(CEO)は今年2月、今年始めに同社が開発したマラリア治療薬の製造販売について、承認を得たことを明らかにしていた。

  09年の世界のマラリア患者数は2億2,500万人、死亡者数は80万人に達した。中でもアフリカでのまん延は深刻だ。

  ランバクシーは10年に新薬開発事業を親会社の第一三共に譲渡。現在では自社での新薬開発業務を終えている。

4/14/2012


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