日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/13/2012 12:00 AM

  ノキアが自社のスマートフォン(多機能携帯電話=スマホ)「ルミア」とライバル企業の製品の性能を対比させる比較広告キャンペーンを展開している。

  比較の対象となっているのは一部を除き大半が「ギャラクー」などサムスン製のスマホだ。同社はスマホ事業でアップルやサムスンに遅れを取っており、アンドロイド携帯の代表格であるサムスン製品に対する優位性をアピールすることで巻き返しを図る狙いだ。

  ノキアが動画サイト「ユーチューブ」にアップロードしたCMは、同社の幹部がショッピングモールやパブなどに出向き、他社製のスマホを所有している人を見つけてはインターネットへの接続速度やSNSの使いやすさなどを比較、ルミアが優れていることを証明するというもの。負けを認めた他社製スマホのユーザーは「My phone just got blown away by the Nokia Lumia(私のスマホはルミアにノックアウトされた)」というボードを高々と掲げる。

  ノキアによると、CMは演技ではなく公共の場で挑戦者を募り、その場で実際に性能を比較したという。他社携帯との比較は合計104回行われ、このうち94%でルミアが勝利したとしている。

  業界アナリストは「スマホ市場で存在感が低下しつつある今、ノキアが復活を目指すうえで非常に巧妙で効果的なマーケティング戦略」と評価する。
 
  これに対し、狙い撃ちされた格好のサムスンのインド法人サムスン・インディアは「ノキアの手法が企業倫理に反しているのは明らか」と不快感を示している。
   
  さらに、業界内からは「消費者にはCMの内容が事実であるかどうか確かめる術が無い。比較広告は企業に対する信頼を損なう恐れもある」という声も上がっている。

4/11/2012


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