日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/10/2012 12:00 AM

  コングロマリットのウメシュ・モディ・グループがリキュール市場で奮闘している。

  同社はこれまで、化粧品や医薬品、製糖などを主力事業としてきたが、イタリアの酒造大手イルバ・サロンノと折半出資の合弁会社「モディ・イルバ」を設立し、リキュール市場に参入した。

  昨年にはウオッカ「アルティク」を国内で発売したほか、5月にはイルバの主力商品「ディサロンノ」「ティア・マリア」「イソラベラ・サンブチャ」「リモンセロ」の投入を予定するなど商品のラインアップ拡充を図っている。

  コンサルティング大手テクノパック・アドバイザーズによると、国内のリキュール市場は57億米ドル規模、前年比15%増のペースで拡大を続けている。ただ、輸入に限れば年間2万ケース(9リットル換算)にとどまっており、ウイスキーの2億3,400万ケースとの差は歴然だ。

  フランスの酒造大手レミーコアントローのインド事業でマーケティング業務を統括するリシャブ・スレシュ氏も「国内のリキュール市場は着実に成長しているが、ペースは緩やか」と指摘する。
このため、モディは今後、若者を「今後のインドのアルコール文化を形成する存在」と位置付け、この世代を主な顧客層に据えたマーケティング戦略を展開する。

  具体的には女性をターゲットにリキュールをベースにしたカクテルなどを売り込む計画だ。価格は600-700ルピーと通常のカクテル(485-585ルピー)に比べて割高だが、モディ氏は「パーティー好きな若者には大した差ではない」と強気の構えを見せている。

4/8/2012


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