日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/09/2012 08:12 AM

 インドでスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)やタブレット端末などでテレビ番組を視聴する動きが広がっている。スマホ、タブレット端末、パソコンか らの番組のダウンロード件数は1月当たり2億件に達している。急拡大する需要を取り込もうと、既存の通信サービス事業者などが相次いで市場に参入してい る。

 メディア大手ジー・エンターテインメント・エンタープライシズのデジタル事業子会社ジー・ニュー・メディアは今年3月、生放送の番組を提供したり、番組をオンデマンドで携帯やタブレット端末に配信するサービス「ディットTV(Ditto TV)」を開始した。現在、ソニー子会社のマルチ・スクリーン・メディアや英BBCなどと提携、合計21チャンネルを展開する。

 国営通信マハナガル・テレフォン・ニガム(MTNL)は2011年からデリーとムンバイで2G、3Gサービス利用者向けにテレビ番組の配信サービスを提供している。

 端末向け番組配信の先駆けで、市場で約7割のシェアを持つゼンガTVは100チャンネルを展開。番組はすべて無料で視聴できる。11年の利用者数は4億2,100万人と、10年の1億5,000万人の2.8倍に急増した。

 ゼンガはノキアなど複数の端末メーカーと提携。これら端末メーカーの発売するスマホなどに同社の配信するコンテンツを視聴するために必要なモバイルアプリをプリインストールすることで、利用者数を増やしている。

 アパルヤ・テクノロジーズも加入者数が200万人を数え、前年比200%増のペースで業績の拡大が続いている。同社はクリケット・インディアン・ プレミア・ リーグ(IPL)の今季の試合をモバイル端末に配信する権利を獲得。これを追い風に会員数を400万人に引き上げる考えだ。

 同社を創業したバムシ・レディ社長は「運営費の負担など課題も多いが、通信会社は大容量通信への対応を進めており、今後も成長は持続する」との見方を示している。

4/6/2012


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