日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/11/2012 12:00 AM

  ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が新たなキャンペーンを展開している。

  商品アピールのキャンペーンではなく、代わりに、KFCの店舗を「仕事を忘れ、楽しい時間を過ごせる憩いのスポット」として位置付ける戦略に出ている。

  同社の最新のテレビCMは、仕事に疲れた若い男性サラリーマンが会社を抜け出して友人たちの待つKFCに向かうというもの。同僚たちの協力を得て窓からはしごでオフィスを脱出。途中でさまざまな災難に見舞われながらも、道行くすべての人たちの力により無事、店にたどり着くという内容だ。

  このCMを制作したO&M(デリー)では、「フライドチキンそのものより、KFCの店舗内で体験できる雰囲気などを伝えることに重点を置いた」と説明する。

  KFCを傘下に持つ米ヤム!ブランズのインド子会社、ヤム!レストランツ・インディアのサンディープ・カタリア最高マーケティング責任者(CMO)は新たなキャンペーンの狙いについて「インド人は単に食事を楽しむだけでなく、家族や友人たちと語らい合うことを目的に外食する傾向があり、そうした心情に訴えることを重視した」と強調する。

  KFCはその一方で、フェイスブック上で、フライドチキンの容器として使用するバケツのデザインコンテストを開催したり、ラジオ番組で仕事に疲れた友人を紹介すると、KFCの店舗で無料で食事の提供を受けられるなど、若者の取り込みを狙った独自のキャンペーンを展開している。

  同社はさらに、宅配サービスの本格展開を目指しているほか、KFCの店舗内で音楽を流す専門チャンネルの開設についても検討中だ。

4/9/2012


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