日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/13/2012 12:00 AM

  インド人が購入する商品やサービスを決める際に最も重視する情報源が「家族や友人からの口コミ」であることが分かった。

  米市場調査大手ニールセンが実施した調査によるもの。

  調査は世界56カ国・地域のインターネットユーザー計2万8,000人を対象に実施。インドからは511人が参加した。購入する商品や利用するサービスを決める際に信頼する情報源について聞いた。

  インド人が信頼する情報源では、「家族・友人からの口コミ」とした回答が91%で最も多かった。口コミは全体でも92%が「信頼できる」と回答、周囲な人たちからの情報を重視するのは世界的な傾向であることが判明した。2位は「実際に購入した人たちがインターネット上に投稿するレビュー」で、テレビCMや新聞広告などを上回った。国内でネットが急速に普及していることが背景にあるとみられる。

  ニールセン・インディアのファルシャド・ファミリー・メディア担当取締役は「今回の結果を受けて、企業や広告代理店はブランドイメージの構築に向け新たに戦略を練り直す必要がある」と指摘する。
 
  口コミが大きな影響力を持つことについては、国内の産業界でも同意する意見が多い。マルチ・スズキのシャシャンク・スリバスタブ・マーケティング担当取締役は「自動車のような大きな出費を伴う耐久消費財でも周囲の意見を参考にする顧客が多く、SNSなどで既に購入した人の意見をチェックするユーザーも増えている」と話す。

  インドではこの他、ネット上のビデオ広告を信頼するとした回答が48%に達し、全体の平均36%を大きく上回った。

  逆に最も信頼性の低い情報源となったのが「携帯端末向けのテキスト広告」で、「参考にする」とした回答は43%。下から2番目は「携帯端末向けディスプレー広告」(47%)で、携帯に表示される広告への信頼度は総じて低いという結果に。ファミリー氏は「最も身近なデバイスである携帯端末が提供する情報が最も信頼度されていないというのは皮肉と言わざるを得ない」と語る。

  全体ではインド同様、「実際に購入した人たちがインターネット上に投稿するレビュー」が70%で2位にランク。以下、新聞記事(58%)、企業のウェブサイト(58%)、電子メールのニュースター(50%)、テレビCM(47%)、雑誌広告(47%)、看板などの屋外広告(47%)、新聞広告(46%)の順となった。信頼度が低かったのは携帯向けテキスト広告(29%)、携帯向けディスプレー広告(33%)と順位はインドと同じだが、より厳しい評価となった。


4/10/2012


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