日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

04/19/2012 12:00 AM

  北部でのエアコンの販売台数が昨年に続き低調となる見通しが高まっている。

  デリーで先週季節外れの大雨が降ったほか、北部全体で例年より涼しい日が続いたことが売れ行きに影響している。

  10年の販売台数は前年比30-40%増と大きく伸びたが、昨年は前年から10-15%減と大きく落ち込んだ。今年は3月に入っても冬のような天候が続いたうえ、4月の販売もこれまでのところ販売は伸び悩んでおり、昨年並みの落ち込みが予想される。北部は国内エアコン販売台数の35%を占める巨大市場であるだけに、各メーカーとも頭を悩ませている。

  日立の3月の販売台数は前年同月比6-8増と小幅な伸びにとどまった。同社は多くの競合メーカーも1ケタの伸びにとどまったとみており、4月の後半で巻き返しを図る考えだ。

  パナソニックも先行きに悲観的な見方を示している。スレシュ・バンディ家電製品担当副部長は「今後もこのような天候が続けば、エアコンの販売は昨年と同様、不調に終わる可能性が高い」と指摘する。

  他方で楽観的な見通しを示すメーカーもある。ビデオコン・インダストリーズのアニルド・ドゥート取締役は「エアコン需要のピークは5月。天候次第では売り上げが上昇に転じる可能性は十分ある」との見方を示す。

  サムスンも「南部と西部は例年通り気温が上昇している。国内市場が全滅したわけではない」と他地域での販売増に望みをつなぐ考えだ。同社の国内市場に占める割合は南部が約31-32%、西部が21-22%となっている。

  ただ、大幅な変動が続く為替相場や原材料価格の高騰など天候以外にもメーカーを取り巻く環境は厳しさを増しており、今後も厳しい対応を迫られる局面が続きそうだ。

4/17/2012


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/20863

トラックバック一覧(0)