日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/28/2012 07:25 AM

 ペプシコは今月から、「レイズ」「クルクレ」「チートス」などスナック製品のパッケージから「スマート・スナック(健康に良いスナック)」の文言を削除し た。コスト削減に向けた取り組みの一環として、製造工程で使用する油をこれまでのぬか油から価格の安いパーム油に切り替えたため。

 ペプシコは2007年下半期からスナック製品の原材料にぬか油の使用を開始した。「飽和脂肪40%カット、トランス脂肪ゼロ、グルタミン酸ナトリウム(MSG)ゼロ」をうたい文句に、メディアを通じて大規模な宣伝活動を展開した。

 ペプシコは、「ぬか油を使用していることを消費者がほとんど重視していないことが明らかになった」ことも使用を中止した理由として挙げている。

 ただ、使用する油をパーム油に切り替えても、スナック1キログラム当たりのコスト削減効果は8-10ルピー程度。このため、ペプシコの今回の方針転換に対して、市民の健康促進に取り組む団体から批判の声が上がっている。

 センター・フォー・サイエンス・アンド・エンバイロンメント(CEO)のスニタ・ナライン理事は「ペプシコはぬか油を採用する際、数千万ルピーの費用を投じて大々的な宣伝活動を行った。今回も同規模の予算を使ってぬか油の使用をやめた経緯を消費者にきちんと説明すべき」と指摘している。

 これに対しペプシコは、「MSGとトランス脂肪を使用しない方針は現在も継続している。レイズでは塩分の使用量も大幅に抑えており、健康への配慮をやめたわけではない」と説明している。

3/26/2012


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