日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/27/2012 10:21 AM

 ファストフードチェーンが新たな顧客として高齢者の獲得に乗り出している。景気の低迷により、これまで利用者の大半を占めた若年層の来店が減り、売り上げが減少傾向にあるためだ。

 マクドナルドやメインランド・チャイナ、リトル・イタリーなどのファストフードチェーンでは、売上高のうち60歳以上の高齢者が占める割合は約15%の水準に達しており、各社ともさらなる高齢者の獲得に向け、独自の取り組みを進めている。

 マクドナルドは高齢者だけの世帯に商品の宅配サービスを行っているほか、現在、高齢者向けメニューの開発に取り組んでいる。マクドナルドのインド法人、マクドナルド・インディアのルドラ・キショール取締役によると、高齢者でファストフードを利用する人は現在も増加を続けており、とりわけ中小都市で顕著だという。

 中華料理チェーンのメインランド・チャイナは蒸した麺類や魚料理など、高齢者でも簡単に噛むことのできるメニューを提供。同社はさらに、デザートでも高齢者向けのものを用意している。

 イタリア料理のリトル・イタリーはメニューを見やすくするため、店内に眼鏡を置いたり、転倒を防ぐためトイレに手すりを設置するなど、料理以外の面でも高齢者に対する配慮を行っている。

 バーベキュー・ネーションは来店中の高齢者が心臓発作を発症するなど、体調が急変した場合に備え、店員を対象に救急措置の訓練を行っている。

 サブウェイやアジア7などのファストフードチェーンを展開するライト・バイト・フーズのアミト・ブルマン会長は、高齢者の来店者の特徴について「ソーシャルネットワークサービス(SNS)の『フェイスブック』や『ツイッター』を利用する方も多く大変活動的」と話している。

3/23/2012


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/20683

トラックバック一覧(0)