日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/19/2012 12:00 AM

 LGのインド法人LGエレクトロニクス・インディアは2012年の広告費を前年と同じ60億ルピーに据え置く。

 同社の11年の売上高は業界平均の9%増を上回る15%増を達成したものの、エアコンなど白物家電が低調だったことから、当初目標の2,000億ルピーを大幅に下回る1,620億ルピーだった。

 前年の売上高が目標を下回った企業が広告費を据え置くのは珍しい。家電業界では年間売上高の5-10%程度を広告費に充てるのが通例とされており、60億ルピーという額は異例の低さだ。

 独自の広告戦略を展開する理由について、LGインディアのラクシュミカント・グプタ・マーケティング担当副社長は「投資収益率を重視した効率の高いマーケティングの追求のためだ」と述べた。

 同社は社内でこれまでの宣伝活動の費用対効果について検証を実施。その結果、多額の費用を投じてテレビなどメディアを通じて大規模なキャンペーンを展開するより、より顧客に近い位置から商品をPRする方が売り上げ増加につながるとの結論に達したという。

 これを受けて、LGは今年、宣伝活動を従来から大幅に転換する方針を決めた。

 具体的には家電量販店などの店頭で顧客と相対で商品を宣伝する。同社の専門店についても改装を進め、集客力を高める。さらに、週末にイベントを開催し、来場者に同社製品の良さをアピールする方針だ。

 新製品の投入も積極的に進める。特に現在国内シェアが4%にとどまる携帯電話事業では、中国勢が大きなシェアを握る低価格帯の市場に見切りをつけ、高級製品市場の開拓に経営資源を集中的に投入する。

3/15/2012


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