日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

03/01/2012 12:00 AM

  LGの2011年インド事業の売上高は162億ルピーだった。前年の160億ルピーから微増にとどまり、当初目標の200億ルピーを大きく下回る結果となった。

 同社は過去20年間にわたり、前年比20-40%増の高い成長を維持してきた。

  シェアが5%から2%に低下した携帯端末事業の不振が響いた。エアコン市場でのシェアはトップだが、11年はインド進出以降初めてシェアを下げている。

  LGに代わり勢いを伸ばしているのが、パナソニックや日立、ダイキンといった日本勢だ。価格訴求力を武器にした販売攻勢という、これまでLGが採ってきた戦略を踏襲し、前年比20-70%増という猛烈な勢いで売り上げを伸ばしている。特にパナソニックは、「今後6年以内にLGを抜き、インド最大の白物家電メーカーの座に上り詰める」と明言している。

  LGはインド事業全部門のトップにインド人を登用してきたが、巻き返しに向け方針を転換。ホームエンターテインメント事業、エアコン事業、法人向け事業の3部門について、本国から派遣した韓国人を配置した。

  しかし、インド法人内では「LGをインドでのトップメーカーに押し上げた要因である、迅速な意思決定と独立性が損なわれている」と、本社の過剰干渉に対し不満の声が上がっている。

  LGのインドでの地位の礎を築いたインド現地法人前社長キム氏は「当社製品の販売店はインド人幹部と容易にコミュニケーションを取ることができた。一方、本社から派遣されてきた韓国人幹部は販売店との関係構築が難しく、自らを市場から遠ざける結果となってしまっている」と指摘している。

2/28/2012


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