日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/23/2012 08:12 PM

  インドでスポーツ多目的車(SUV)の売れ行きが好調だ。世界経済の減速や原油価格の高騰、金利の高止まりなどで自動車需要の今後が懸念される中、「自分のSUVを持ちたい」という若年層が市場をけん引している。

  トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は、今年1月に「フォーチュナー」の新型モデルを発売。これに合わせ、同車の生産台数を月1,000台に増強したが、同車の1日の受注台数は前年同期比2倍超の100台に達し、需要に供給が追い付いていない。この先4カ月の生産分は既に予約が入っているという。

  マヒンドラ・アンド・マヒンドラ(M&M)が販売する「XUV 500」の受注台数は、1月25日から2月3日までの10日間で2万5,000台に達した。同車も向こう4カ月の生産予定分がすべて予約済み。予想を超える売れ行きに、同社は5月から月産生産台数を3,000台から4,000台に引き上げる。また、国内需要に対応するため、数カ国で「XUV 500」の販売開始時期を遅らせる方針を決めた。

  高級SUV市場では、「Q5」、「Q7」などで大きなシェアを握るアウディが、数カ月後に小型SUV「Q3」を発売する。現在アウランガバード(マハラシュトラ州)工場で新たな生産ラインを構築中で、同ライン稼働後は同社のSUV生産能力は年間8,000台となる。

  BMWも現在展開する「X1」に加え、チェンナイ工場で中型SUV「X3」の生産に入る計画だ。

  SUVが好調な理由について監査法人プライスウォーターハウスクーパース(PwC)のアブドゥル・マジード氏は「自動車購入者の平均年齢が低下してきており、SUVは若年層のニーズと合致しているためだ」と指摘している。

 2/22/2012


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