日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/23/2012 12:00 AM

  インドで事業を展開している各銀行が、法人客向けのモバイルバンキングサービス事業を展開する方針だ。現在同サービスの利用者の大半は個人客だが、商品仕入れの際の現金受け渡しなどに代わり、電子決済の需要があると見込んでいる。

  米シティはこのほど、「キャッシュ・トゥ・モバイル・リシーバブルズ・ソリューション」と呼ぶ法人向けサービスの本格展開を目指し、コカ・コーラ・インディアと組んで試験運用を始めた。これまでは小売店がコカ・コーラ側に商品の仕入れ費用を支払う際、商品を配送したトラックドライバーに現金を渡していたが、同サービスの利用で小売店は携帯端末から直接コカ・コーラと決済できる。

  法人がモバイルバンキングを本格的に導入するに当たっての最大の課題は、小売店や販売代理店など、金融知識のない末端の取引先の同意が必要なことだ。シティは現在複数の企業と提携し、モバイルバンキングへの認識を深めるための取り組みを進めている。

  シティ以外では、バンクオブアメリカ・メリルリンチやユニオン・バンク・オブ・インディアが法人向けモバイルバンキングサービスの提供に向けた準備を進めている。ユニオン・バンクは今年度末までにサービス開始に必要な態勢が整う見通しだ。

  法人向けに先駆けて、銀行間取引では既にモバイルバンキングの普及が進んでいる。今年1月の取引は金額ベースで5,000万ルピー、件数ベースで1万9,101件となり、前年同月からそれぞれ19%、21%増加した。

2/21/2012


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