日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/09/2012 11:19 AM

 子どもを私立の小学校に入学させるためにかかる費用が、平均20万-40万ルピーに上るという。インド合同商工会議所(ASSOCHAM)が全国の保護者を対象に実施した調査によるもの。インフレに伴い教育費も急激に上昇、家計を圧迫している現状が浮き彫りになった。

 調査地域はデリー、ムンバイ、アーメダバード、ラクノウ、デラドゥン、プネ、バンガロール、コルカタ、チェンナイ、チャンディーガルなどの主要都市で、調査対象は年収30万-90万ルピーの世帯約2,000人。

 調査内容は授業料、通学費、教科書、文房具、修学旅行、課外授業などへの支出額。2009年の調査では平均20万ルピーだったが、ここ3年で大幅に増加した。この6年で世帯収入は平均40%増えたが、教育費はそれを大きく上回る2倍超に膨らんだことが響いた。

 支出を項目別にみると、授業料は5万-30万ルピーとばらつきがあったが、都市部の学校で高くなる傾向にあった。通学費は1万-2万5,000ルピー、制服代は4,000-1万ルピー、靴は1足8,000-1万2,000ルピーだった。インドの私立小学校は制服や靴、教科書、文房具などを学校の直営店で購入することを義務付けている。競争が無いため価格は割高となり、負担増加の一因になっている。

 調査対象となった保護者のうち、働き手が一人しかいない家庭の88%が「教育費の確保に苦労している」と回答した。

 収入のうち教育費が占める割合は平均で40%に達することも判明。回答者85%が「収入の半分以上を学校の教育や子どもの教育に充てている」と答えた。

 負担を軽減するため習い事をやめさせた家庭は56%、共働きでないと教育費を払えないとした回答は90%に上った。

2/6/2012


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